ワットケーク
珍寺大道場という本に出ていてぜひ行ってみたかったバラモン教のお寺。
友達が日本から来たので職場の人たちと一緒に見にいった。
年末なので団体観光客が多かった。団体さん用の英語のガイドさんの話を脇で聞きつつへーっと納得しつつまわる。
コン河を隔てた向こう岸のラオに同様のお寺がありここの寺は2番目に作られたもので今も作り続けられているらしい。
敷地内にはさまざまな仏像やバラモン神像その他もろもろの像が林立していて高いものは10メートル以上ある。
セメント製で彩色されてないのでぎとぎとした安っぽさはない。教えを説く説明文(タイ語)が像の下に掲げられている。
創始者の人が奉ってある建物にて
建物に入るとおじいさんが説明を始めてなんか後を付いていくと重そうな黒い石の仏像が置いてあった。
これを持ち上げろというので持ち上げたら、また持ち上げろというので持ち上げた。
何を言ってるのか分からないけどこれは私の願いが叶う占いのようなものじゃなかろうかと思った。以前こういうのをテレビで見たからだ。
後でよくよく聞いたら持ち上げられると思うと持ち上がるが、できないと思うとできないというだけのことだった。多分。
おじいさんが何か経文を唱え復唱すると再び持ち上がったのだそうだ。(隣で持ち上げていた同僚談)
なんだそりゃ。なんかもうひとつ落ちが欲しかった。
創始者の人は10数年前亡くなったのだがその遺体はいまも3階の特別室に安置されている。
エアコンも薬品も何も使わないのにその遺体は亡くなった時のままだそうで、世界中のテレビが取材に来たよってじいさんは自慢気であった。
私たちもガラス越しに拝見したがよく見えなかった。そういわれればそうなような。。とにかくご利益がありますようにお祈りした。
- 作者: 小嶋独観
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