蛇使い

ダムからくるまで20分くらいをわき道に入る。キングコブラビレッジとかもっともらしい名前の道路標識がでているので期待は高まる。
ガイドブックで見たときは蛇園があってその中の一角でショーがあると思っていた私はステレオタイプな想像しかできない貧困脳であった。
もういきなり普通の民家の間の空き地に見世物のひな壇があってその園というか敷地を囲う塀とかそんなもんはない。唐突にありその裏に廃材でつくったような蛇の檻があり色んなサイズの蛇が保管されてるのである。ショーは鎌首を擡げた蛇を操ってキッスしたりするのと蛇の頭を口に含む芸の2種類をみた。舞台の裏では女性が客を熱狂させるような講釈を述べている。芸が終わったらみんなが寸志を寄付する大道芸的なシステムである。

看板はいかにも的なレトロなみせもん小屋風。狙ってたならいいセンス。

ここでもらったチラシによると、、、
「Kok Sa-nga村は100年以上前からあり、最初の村長は1926年に選ばれ641人の村民のほとんどは農民でした。蛇のショーは1951年に他の村から薬草を売りに来ていたKen Yongle爺によってはじめられました。凄い人気でおじいは蛇使いショーをしながら薬草を売ったのです。その後薬を売って生計を立てながら友達にこの技を伝授し今に伝わるということです。
タイの旧正月にはキングコブラの日でもあり仏教行事とともにミスキンブコブラコンテストや大掛かりな蛇のショーも催されます。そして今でも色々な薬草を売っています。他にも映画上映や音楽ショーもあり近所の村の人々も参加し大きな祭りになっています。」

King Cobra Village キングコブラビレッジ
King Cobra Club of Ban Kok Sa-nga in front of Kok Sa-nga Village
BanKok Sa-nga Nam Pong District, Khonkaen 40140
社長 Mr, Ta Botta 携帯 01-974 9499