タイシルク

絣 マットミー

タイでは農家の主婦を中心に村民グループが結成され農業の合間に換金作物や商品を作っています。イサン地方ではマットミーと呼ばれる横絣の織物が有名で民家で機織りをしている村が多く見られます。
ここで紹介するマンジャキリの地域グループも布の織をしています。以前ここで紹介したコオロギ繁殖をやっていたのがここ。でも今回は敷地内はかなり整備されていてコオロギは見当たりませんでした。
主な商品は植物染料で染めたタイシルク。濃淡染めなどで横絣で、いかにも植物染料って色(ダークパステル、ライトグレィッシュからダルトーン)の濃淡で落ち着いた感じに仕上がっています。湯のししたものはかなりやわらかい風合いになっていて扱いやすい感じです。通常の1着分は2メートルの絣と2メートルの無地からなっていて価格は1200バーツからです。
それに織の地模様がついていると3500バーツからになります。高価ですが日本人の好みの渋い色合いでタイシルクのごてごて感がなく無理無く日本でも使えそうです。
この技法で幅40センチから60センチなどのフリンジつき多目的布なども製造しています。
染めはここでやってましたが次の工程は村のメンバーの家で手織りされています。
販売は主に各地のOTOP(タイの一村一品運動)の見本市や役所の催す展示会(商務省などの輸出見本市)でプレゼンしてオーダーとったり展示即売とか。もちろん地元からのオーダーもあります。
1年半ほどまえ訪れた時より敷地内がきれいに整備されグループ用の仕事の建物が新築されていました。

植物や泥で染めた絹糸

絣のため糸をビニールヒモで括ったもの。

タイ風のブラウスとスカートに仕立てたもの

売店 裏に作業所があります。

以前に訪れたときの日記 http://d.hatena.ne.jp/rahaleo/20050611

Solved!: The

Solved!: The "mysterious" Disappearance Of Jim Thompson, The Legendary Thai Silk King